G大阪5大会ぶり天皇杯決勝進出 宇佐美「大きな借り返したい」

 「天皇杯・準決勝、G大阪2-0徳島」(27日、パナソニックスタジアム吹田)

 J1王者の川崎と、同2位のG大阪が2021年1月1日の決勝(東京・国立競技場)に進んだ。G大阪はFWパトリック(33)らの得点でJ2覇者の徳島を2-0で退けた。

 手堅く勝ち切ったG大阪が5大会ぶりの決勝進出を決めた。J2王者の徳島に主導権を握られたが、宮本監督は「相手にボールを持たせていい」と選手に伝えており、割り切った展開に持ち込んだ。

 後半8分にFWパトリックのゴールで均衡を破ると、同37分にMF福田が追加点。いずれも敵陣でミスを誘い、ショートカウンターからゴールを陥れ、指揮官も「プラン通りの試合」とうなずいた。

 リーグ終盤に負傷で戦列を離れていたFW宇佐美、MF小野瀬も復帰。役者がそろい川崎との元日決戦に臨む。11月のリーグ戦では0-5で大敗し、眼前で優勝を決められた。「自分たちを奮い立たせるには十分な材料。大きな借りを返したい」。宇佐美は雪辱と今季最後のタイトル獲得を誓った。

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