J1神戸、山口蛍が決勝ゴール 先発10人入れ替えて勝利「自分たちの良さ出せた」
「明治安田生命J1、浦和1-2神戸」(23日、埼玉スタジアム)
神戸が敵地で浦和から大きな勝ち点3を奪った。試合を決めたのは、途中出場のMF山口蛍。「今日は自分たちの良さを出せていた」と同点で迎えた後半37分、こぼれ球を振り抜き勝ち越しを奪った。
前節に負傷したMFイニエスタは8試合ぶりのメンバー外に。DFフェルマーレンも欠き、前節から先発10人を入れ替える布陣で臨んだ。
前半に1点を失い、同点とされた。前2節は終了間際の失点が続いていたが、この日は追加点を与えなかった。山口は「失点してから崩れずにやることをできた」と振り返り、「(普段の)先発にいい刺激になる」と話した。
今季初先発したDF初瀬亮は「チームとしてやることは変わらなかった。監督も信用してくれていた」と胸を張った。
フィンク監督も「みんなの自信がついた」と総力戦で得た価値ある1勝となった。