C大阪・柿谷 J再開延期に理解「イニエスタみたいに何かできれば」

 J1C大阪のFW柿谷曜一朗(30)がJリーグの再開延期に理解を示した。10日、大阪市内で降りしきる雨の中、約2時間にわたって調整。9日にはJリーグが18日を予定していた公式戦の再開を断念し、来月3日の再開を目指すことを決めた。柿谷は「うれしいと思う人はいないし、こればかりはしょうがない。Jリーグの決断が全て。僕らは(再開に向けて)準備しておくだけ」と冷静に語った。

 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しが見えない。ただ、柿谷は自身が実戦から遠ざかることよりも臨時休校を余儀なくされている子供たちに思いを寄せた。J1神戸が元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)らが出演する親子向け動画を配信することに触れ、「僕らもイニエスタがやっているように、休みで外に出られない子供たちに向けて何か取り組みをしたい。先頭に立ってやれないか、クラブを話し合いをしている」と明かした。

 3日には、ともに大阪観光大使を務めるとボクシング2階級制覇王者でWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(26)=ワタナベ=と新型コロナウイルスの感染拡大防止を呼び掛ける啓発動画の撮影を行った。具体的な取り組みはこれからとなるが「動画とかになるのか分からないが、やれることはそんなにないかもしれない。自分たちのことは置いといて、困っている人や不安に感じている人に何かできれば」と神妙な面持ちで語った。

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