J1神戸 ポドルスキが来日初ハット 逆転残留へアピール「話があれば前向きに」

後半、この試合ハットトリックとなるゴールを決め、ガッツポーズを見せるヴィッセル神戸 ルーカス・ポドルスキ=ノエビアスタジアム神戸(撮影・高部洋祐)
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 「明治安田生命J1、神戸4-1磐田」(7日、ノエビアスタジアム神戸)

 J1神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(34)が来日初のハットトリックを達成した。前半36分に3月30日のG大阪戦以来のゴールで先制点を決めると、後半33分には頭で2得点目。最後は同40分、左足を「何も考えずに振り抜いた」と胸を張った。

 17年夏に当時Jリーグ最高となる年俸500万ユーロ(約6億円)の2年半契約で加入。今季で契約満了となり、退団が既定路線となっている。自身の去就について「決断は何もしていない」と明言は避けたが、「他から話もたくさん来ている中で、自分のプランに一番合う形で将来を決めたい」と、複数オファーの存在を明かした。関係者によると、日本でのプレーも選択肢に含んでいるという。終盤3試合はほぼフル出場で。「自分がここにいると知らせることができた」とも語った。

 三浦淳寛スポーツダイレクター(45)は6日、ポドルスキについて「話し合いをしている段階。まだ結論は何も出ていない」と語っていた。試合会場を訪れていた三木谷浩史会長(54)の眼前で決めた3得点。天皇杯での活躍次第では大逆転での契約延長もあり得るかもしれない。「クラブから話があれば前向きに検討する」と含みを持たせた背番号10の去就が注目される。

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