J1生き残るのはどこ? 清水VS鳥栖が直接対決 湘南は勝てば残留

 明治安田生命J1は7日14時から、各地で最終節9試合が一斉開催される。首位・横浜Mと2位・FC東京が日産スタジアムで優勝をかけて直接対決するが、一方で見逃せないのがJ1参入プレーオフ回避をかけた残留争いだ。

 J2への自動降格となる17位以下の2チームが前節で磐田と松本に決定。そのため降格の可能性があるのはプレーオフに回る16位だけとなった。最終節で16位となる可能性があるのは5チーム。12位・名古屋と13位・浦和も数字上では可能性を持つが、得失点差の開きを見れば現実的ではなく、実質的には14位・鳥栖から3チームの争いと見られる。3チームの状況は以下の通り。

 14位 鳥栖(36、得失差-20、得点32)

 15位 清水(36、得失差-25、得点44)

 16位 湘南(35、得失差-23、得点39)

 湘南は松本とアウェーで対戦。鳥栖と清水はIAIスタジアム日本平で直接対決するため、各チームが16位から抜け出すには以下の条件が必要となる。

 【鳥栖】引き分け以上で残留。清水に敗れた場合、対象チームは湘南となり、湘南が敗戦であれば鳥栖が残留。湘南が引き分けの場合、鳥栖は2点差以内の敗戦ならば残留。3点差の敗戦でも総得点で湘南を上回れば鳥栖の残留は決まる。

 【清水】勝利なら残留決定。引き分けの場合、湘南が引き分け以下なら清水が残留。鳥栖に敗れた場合、対象チームは湘南となり、湘南が敗れれば清水が残留となる。

 【湘南】勝利なら残留。松本戦が引き分けに終わり、清水が敗れた場合は湘南が残留。引き分けに終わり、鳥栖が3点差以上で敗れ、総得点で上回った場合は湘南の残留となる。

 一見すると、勝ち点差のある湘南が不利にも思えるが、既に降格が決定した松本の対戦に勝てば残留が決まるので、目指すところははっきりしている。一方でリーグワーストの69失点の清水は、得失点差が不利となり引き分けの場合、湘南が引き分け以上で順位逆転となる。中盤の守備を支えるMFヘナトアウグストが前節のC大阪戦で左腕を骨折し、欠場することもマイナス要因。大きなプレッシャーがかかる試合となりそうだ。

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