鈴木武蔵が値千金ゴール 札幌が初の決勝へ「歴史変えたい」
「ルヴァン杯・準決勝第2戦、札幌1-0G大阪」(13日、札幌ドーム)
札幌と川崎が決勝に勝ち進み、10月26日に埼玉スタジアムで対戦する。札幌はFW鈴木武蔵(25)のゴールでG大阪に1-0で競り勝ち、2戦合計2-2としてアウェーゴール数で上回って初の決勝に進んだ。
強烈なシュートがゴールネットを揺らすと、ホームのサポーターから大歓声が湧き起こった。鈴木が値千金のゴールでチームを初の決勝に導いた。「自分が点を取って勝つことを意識していた。1-0の結果が必要だったので、本当に最高」と声を弾ませた。
互いに決め手を欠き、0-0で迎えた後半31分だった。ドリブルで自ら持ち上がると、ペナルティーエリアの右手前で右足を一閃(いっせん)。「思い切って打ってみよう」と放ったシュートはゴール左に突き刺さった。今大会は5試合7得点の活躍。「優勝して得点王を取れたら。コンサドーレの歴史を変えたい」と力強く語った。