久保建英がW杯予選代表入り 森保監督「ギラギラしたもの」見せて 9・10ミャンマー戦

 日本サッカー協会が30日、パラグアイ戦と、2022年W杯カタール大会アジア2次予選兼アジア杯予選のミャンマー戦に出場する日本代表メンバーを発表した。スペイン1部のレアル・マドリードから同1部のマジョルカに期限付き移籍した久保建英(18)が選出された。

 日本代表は9月5日に、キリンチャレンジカップとしてパラグアイ代表とカシマサッカースタジアムで対戦する。そして、次回のW杯であるカタール大会へ向けた予選の初戦、アジア2次予選のミャンマー戦を、10日にアウェーのヤンゴンで行う。

 久保建の招集理由について、森保監督は「6月のキリンチャレンジ(カップ)や、コパアメリカというレベルの高い大会でプレーをして、代表選手としての戦力になるということで、今回も招集させてもらいました」と説明した。「日本のために自分の持っているものを全て出し切るということと、彼自身がもっともっと自分が成長するためにギラギラしたものをチームの活動の中に見せてもらえればなと思っています」と期待した。

 同じく今回招集された堂安律(PSV)を含め、移籍直後に代表戦に招集することで、クラブでの定位置争いに影響が出るのではないか、という趣旨の質問には「本人の立ち位置ということもありますけど、そこも詳しくは皆さんにお伝えすることはできない部分もあるかと思いますけど…」と語るにとどめた。しかし、「フィジカル的なことではなくて、メンタル的な部分の情報をとりながら」として、コンタクトを選手ととった上で招集していると開かした。

 メンバーは以下の通り。

 ▽GK 川島永嗣(ストラスブール)、権田修一(ポルティモネンセ)、シュミット・ダニエル(シントトロイデン)

 ▽DF 長友佑都(ガラタサライ)、吉田麻也(サウサンプトン)、酒井宏樹(マルセイユ)、植田直通(セルクル・ブルージュ)、安西幸輝(ポルティモネンセ)、畠中槙之輔(横浜M)、冨安健洋(ボローニャ)

 ▽MF 原口元気(ハノーバー)、柴崎岳(デポルティボ・ラコルーニャ)、遠藤航(シュツットガルト)、伊東純也(ヘンク)、橋本拳人(FC東京)、中島翔哉(ポルト)、南野拓実(ザルツブルク)、板倉滉(フローニンゲン)、堂安律(PSV)、久保建英(マジョルカ)

 ▽FW 永井謙佑(FC東京)、大迫勇也(ブレーメン)、鈴木武蔵(札幌)

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