浦和がホンダFCに完敗…来季ACL出場 事実上消滅 試合後サポーターから怒号も

 「天皇杯・4回戦、浦和0-2ホンダFC」(25日、埼玉スタジアム)

 残り2試合が行われ、前回覇者でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)4強のJ1浦和がホンダFC(静岡)に0-2で敗れた。ホンダFCはJ1札幌、J2徳島に続く3戦連続のJリーグ勢撃破で、12年ぶりに8強入りを果たした。鹿島は横浜MとのJ1勢対決に4-1で快勝。8強が出そろい、10月23日の準々決勝は神戸-大分、鳥栖-清水、鹿島-ホンダFC、J2勢対決の長崎-甲府の顔合わせで行われる。

 完敗だった。JFL3連覇中のアマチュアの雄に力負け。浦和の大槻監督は「大きな責任を感じている。残念」と声を絞り出した。

 前戦のACL・上海上港戦からGK西川以外の先発10人を変更。だが先制点が奪えないまま時間は過ぎ、後半38分に自陣左サイドを突破されて被弾した。その4分後にも、同じような形から失点。屈辱的な敗戦だった。

 試合後には観客1万1953人と空席が目立ったスタジアムに浦和サポーターの怒気が充満した。「何だよ、このザマは!」という叫び声や、終了間際のPKを外したFW杉本へ「(有料会員制の)SNSをやってるならば、練習しろよ!」とのヤジも飛んだ。

 これで来季のACL出場は事実上消滅。アジア4強入りを果たすも、リーグでは15位と降格圏が近づき、公式戦は9戦未勝利。「負けは負け。次の試合はやってくる」と杉本。深い闇の中、前を見て進む。

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