村井チェアマン 湘南のパワハラ疑惑に初言及「10月上旬までに一定の方針」見通し示す

 Jリーグの村井満チェアマンは24日、都内で行われたJリーグ理事会後の会見で、J1湘南・チョウ・キジェ監督の選手・スタッフに対するパワハラ疑惑について公の場で初めて言及した。

 村井チェアマンは「調査結果については、まだ手元に来てはいない」と途中段階であることを明かした上で、外部所属の弁護士4人が調査に当たっているとし、中立性を保つためにも調査チームとは「接触をしていない」と語った。

 チョウ監督によるパワハラ疑惑については、日本協会の外部通報窓口に対して匿名での連絡が入り、Jリーグのコンプライアンス窓口に送られた。通報は匿名だったが、クラブの内部情報の正確性などから「伝聞や臆測のものではない」(同チェアマン)として特例で調査を行うことを決定、8月中旬から調査を開始した。

 チョウ監督は一連の疑惑について報じられた直後から、練習時の指導や試合での指揮を自粛中。調査期間が長期化していることについて、村井チェアマンは「迅速な対応が求められている案件であるが、調査対象者が一定程度いることで時間がかかっていると推測をしております」と話した。

 今後については、既にクラブ関係者へのヒアリングが済んでおり、事実関係の確認という段階に入っていることから「10月上旬までに一定の方針を示すことができれば」と見通しを示した。

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