来日初2得点の神戸ビジャ 5戦5発で得点ランク首位タイ「クレイジーな展開」

後半、PKを決める神戸・ビジャ(撮影・秋山亮太)
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 「明治安田生命J1、神戸5-3名古屋」(30日、ノエビアスタジアム神戸)

 計8発が乱れ飛ぶ乱戦を神戸が制した。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)と同FWダビド・ビジャ(37)が来日初となる1試合2得点。“VI”そろってのゴール競演も来日初となった。今季最多5得点の神戸が11位に浮上して前半戦を折り返した。

 ビジャが乱戦に決着をつけた。3-3の後半35分、決勝点となるPKをゴール右隅に流し込んだ。観客席の家族のもとへ駆け、長男ルカ君の頬にキスした。前半27分には先制点も決め、来日初の1試合2得点。2戦連発を含む5戦5発の荒稼ぎで今季9得点目を挙げ、得点ランク首位タイに並んだ。

 ビジャは「クレイジーな展開だった。両チームのDFよりFWがいい働きができた。最終的に我々の方が決定力を発揮できた」と充実感を漂わせた。同じく1試合2得点のイニエスタについては「我々のチームのベストプレーヤー。戻って来て2ゴールも決めてチームの主導権を握ってくれた。彼がいると、よりいい試合ができる」と全幅の信頼を寄せた。

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