大谷翔平8号&3安打でドジャース大勝 ロバーツ監督の記録更新「もっともっと伸ばせるように」きれいに3方向へ固め打ち「明日につなげたい」

 大勝し、チームメートを迎える大谷(17)
 ブレーブスに大勝し、インタビューに答える大谷
 3回、8号ソロを放ち、笑顔でベンチを指さす大谷(提供・共同通信社)
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 「ドジャース11-2ブレーブス」(4日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は「2番・DH」で先発出場し、日本生まれの選手で球団史上最多となる8号ソロを放ち、ロバーツ監督が持つ記録を更新。第3打席では左翼線へタイムリーを放つなど、8試合ぶりの3安打をマークするなど、5打数3安打2打点でチームを大勝へ導いた。

 歴史的な瞬間が訪れたのは2点リードの三回だ。第1打席で3球三振に倒れていた昨季12勝の右腕・エルダーが投じたカウント1ストライクからの2球目、内角高めのストレートをフルスイングした。やや鈍い打球音が響いたが、打球は右翼スタンドへ飛び込んだ。

 30打席ぶりの一発に自らの記録を抜かれたロバーツ監督は大喜び。大谷がベンチに戻ってくると顔をクシャクシャにしながらハイタッチをかわした。続く四回の第3打席では外角球をきれいに左翼線へ流し打つタイムリー。そして七回には中前にクリーンヒットを放った。

 これで4月24日・ナショナルズ戦以来、8試合ぶりとなる今季5度目の3安打をマーク。打率は・345へ上昇した。打線はマンシーが自身初となる1試合3発をマークするなどブレーブスの投手陣から11点を奪っての大勝だ。

 試合後、大谷は「甘い球をしっかり振り抜けた」と8号弾に納得の表情。ロバーツ監督の記録を抜いたことには「うれしいですし、もっともっと伸ばせるように」と力を込めた。3安打の固め打ちに「その後の打席も良かった。しっかり明日につなげたい」と次戦を見据える。

 投げてはグラスノーが7回2失点、10奪三振の好投でMLBトップタイの6勝目をマーク。奪三振王の地位もキープした。

 ドジャースは3連勝。4カード連続の勝ち越しを決めた。「いい試合運びができました」と語り、「幸先良くカード勝ち越しているので、3つめ目も取りたい」とスイープを誓った大谷。貯金は「9」となり、投打の歯車が噛み合った中、前評判にたがわぬ進撃を続けている。

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