神戸、新生ノエスタで初勝利だ 目玉は30万円席

 J1神戸は2月28日、一部改修したノエビアスタジアム神戸を報道陣に公開した。総工費は1億円でヴィッセルシート購入者が利用できるラウンジなどを新設。スタジアムの照明は神戸市によりLEDが導入された。

 今季から1席30万円(税込み)の「1day VIP ticket」を販売。特別専用ラウンジでは軽食をとりながら、窓から選手入場を見ることが可能で、ピッチサイドの専用座席はタッチラインからわずか6メートルの至近距離に設置される。

 ホーム開幕の鳥栖戦(2日)では15席が販売され、10席近くが売れたという。台湾から団体購入の問い合わせもあるといい、今後は海外からの“爆買い”にも期待が集まる。

 また、今季から主催試合で飲食、グッズ代などの決済が完全キャッシュレス化される。スタジアム単位では国内初となる試みで、現金が使用不可能となり、クレジットカードや楽天系の電子マネー、QRコード決済に限られる。当日は100人以上のスタッフを増員して対応にあたる。

 この日は非公開で念入りに調整。満員が確実な“新生ノエスタ”で今季初勝利を手にする。

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