INAC神戸 鮫島ら8選手が小学校訪問「地域に根付くチームになりたい」

 サッカー女子プレナスなでしこリーグのINAC神戸が21日、神戸市東灘区の神戸市立住吉小学校を訪問した。「INAC神戸 絆の時間」として定期的に行われている地域貢献事業の一環で、主将のMF中島依美(28)をはじめ、DF鮫島彩(31)、三宅史織(23)、守屋都弥(22)、MF仲田歩夢(25)、八坂芽依(22)、FW京川舞(25)、増矢理花(23)の8人が参加。校庭でサッカー教室を行い、教室では4年生に「仲間とは」と題した授業も行った。

 鮫島はプレー中の状況を例に挙げながら「相手がどうして欲しいか聞くことを大切にしていて、それから自分の考えを話していくようにしています」と、仲間とのコミュニケーションの重要性を説いた。授業の後には記念撮影や即席サイン会も行われ、教室内は子供たちの歓声であふれた。

 「純粋に楽しいです」と笑顔で振り返った鮫島は「地元に根付くチームになりたいので、こうして(子供たちと)触れ合える機会は貴重でありがたい。勝負の世界にいると忘れがちな、楽しむ気持ちを思い出させてくれた」と意義を強調し、中島も「仲間についての授業はサッカーにつながることもある。自分たちも成長していかないといけない」と初心を思い出した。

 W杯イヤーとなる19年。31日から静岡で女子日本代表「なでしこジャパン」候補合宿も始まる。子供たちとの交流を通し、決意新たに今季に臨む。

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