神戸が東京五輪世代のDF初瀬亮を完全移籍で獲得 守備陣補強も着々

 J1神戸は17日、G大阪のDF初瀬亮(21)が完全移籍で加入することが決まったと発表した。G大阪も同日、移籍を発表した。

 初瀬はジュニアユース、ユースとG大阪の下部組織で育ち、16年からトップチームでプレー。J1リーグ戦通算34試合に出場。今季は10試合に出場していた。

 G大阪を通じては、「自分としてもすごく悩みに悩んだ選択です。色々な声はありますが、これはサッカー選手である以上付き物だと思います。しかし、ガンバで過ごしてきた日々は自分にとっての宝物です!」など、感謝を交えて複雑な心境をコメントにした。

 神戸を通じては「ヴィッセル神戸の為に全身全霊で闘いたいと思います。そしてタイトル、ACL出場権獲得のために頑張ります」と意気込みをつづった。

 初瀬は左サイドバックを主戦場としている。17年にはU-20W杯メンバーに選出され2試合に出場した東京五輪世代。元スペイン代表・FWビジャを獲得し、ポドルスキ、イニエスタとの世界トップクラスの攻撃陣が形成される中、守備陣も着々と補強が進んでいる。

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