情報漏えいの神戸DF高橋が謝罪「選手として、社会人としての自覚の甘さ」

 J1神戸は12日、出場メンバー漏えい問題で1カ月間の謹慎処分となったJ1神戸DF高橋峻希(28)が謝罪コメントを発表した。

 高橋はクラブを通じ「この度の私の軽率な行為により、Jリーグ、ヴィッセル神戸をはじめとする関係者の皆様、ならびにファン・サポーターの皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを心より深くお詫び申しあげます。選手として、社会人としての自覚の甘さが招いた行為であり、弁解の余地はありません。今後は、二度と同様の行為を繰り返さないよう選手として、一人の社会人として自覚を持ち、気を引き締めて日々過ごしてまいります。失った信頼を回復できるよう日々務めていきますので、これからもよろしくお願いいたします。改めまして、この度は、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 クラブの調査の結果、高橋は9月23日の浦和戦(埼玉)でメンバー発表前に、知人に無料通信アプリ「LINE」でMFイニエスタの出場有無について「出ないよ!」と返答していた。これを知人がツイッターに掲載したことで情報が拡散した。ただ、高橋には情報漏えいすることで何らかの利益を享受する、または対戦相手を利するなどの不正な意図があったものとは認められなかったという。

 それでもクラブは日本サッカー協会選手契約書第3条「クラブ協会およびリーグ等の内部事情の部外者への開示」など4項目に抵触する違反行為に該当すると判断。9月24日から10月23日まで、1カ月間の謹慎処分を下した。

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