磐田の大久保が同点ゴール 後半ロスタイムにPK決める

 鹿島-磐田 前半、ゴールを狙う磐田・大久保。右は鹿島・犬飼=カシマ
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 「明治安田生命J1、鹿島1-1磐田」(24日、カシマサッカースタジアム)

 磐田のFW大久保がベテランの味で同点ゴールを決めた。1点を追う後半ロスタイムに得たPK。キッカーを務めた大久保はボールをセットしなおし、長い時間をかけてからシュート。ゴール中央上に決めた。

 2つの冷静さで決めたゴールだった。

 1つは蹴る前の駆け引き。PKの前に鹿島FW鈴木が、GK権純泰に何やら耳打ちして時間をかける。それに対し、ボールを置き直して、さらに間を置いてから蹴った。

 「向こうが駆け引きをしてきた。(置き直したのは)自分のペースにしたかったからね」。そこから時間を使ったのは「風が強くてボールが動いた。外して後悔したくない。風が止むまで待って慎重に蹴りました」

 もう1つは蹴ったコース。「アントラーズのGKは俊敏性がある。横に動くのは得意だと思って真ん中に蹴った。間違いなく飛ぶと思った。飛ばないで決められたら後悔するだろうって」。

 予想通り、相手GKは大久保から見て左に飛ぶ。いなくなった中央に、豪快なシュートは同点弾となって突き刺さった。

 前節でJリーグ通算200得点を記録して、これで2試合連続。「まだまだです。1試合1試合大事にしていきたい。まだ(移籍して)数試合。徐々によくなってくると思います」とゴール量産を思い描いた。

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