【モスクワ共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に向けた審判員のトレーニングが12日、モスクワで公開され、日本の山内宏志副審がランニングなどで汗を流した。国際サッカー連盟(FIFA)の担当者によると、佐藤隆治主審と相楽亨副審は別のグループで調整した。
20度を超す陽気の中、山内副審は他国の審判員と談笑しながら体を動かした。W杯で初導入されるビデオ・アシスタント・レフェリーに備えたメニューにも取り組んでいるそうで「現代のサッカーに適応するため、テクニカルの情報も入れている」と話した。
山内副審と佐藤主審はW杯初選出。相楽副審は3度目となる。