西野ジャパン、あるぞ3バック キーマンDF長谷部「戦術の話した」

 ガーナ戦に向け、調整する(左から)浅野、原口、本田、大迫、宇佐美、香川
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 「キリンチャレンジカップ、日本-ガーナ」(30日、日産スタジアム)

 親善試合ガーナ戦に臨むサッカーの日本代表は25日、千葉県内での合宿にDF長谷部らが合流し、全26選手がそろった。コンディションにバラつきがあるため分散して練習し、国内組8人で行った練習をハリルホジッチ前監督時にはなかった3バックの布陣で行った。西野朗監督(63)は練習前に宿舎でミーティングを敢行。メンバー全員の「共存」を訴えた。

 中央に昌子、左に槙野、右に植田。国内組8人での練習で3人がDFラインを作った。ロングボールを3バックが跳ね返し、速攻に繋げるプレーを反復。西野監督は4バックと3バックの併用について「それも考えています」と明言し、「スムーズにゲーム形式に入って生かしていけば」と続けた。

 3バックなら、カギを握るのはMF長谷部だ。所属チームではリベロとして3バックの中央でプレーする機会も多い。練習前に西野監督と長谷部が意見交換する姿があった。

 長谷部は「チームのやり方とかサッカーの戦術の話をした。監督がどう考えているかも話してもらった」と明かす。西野監督の考える3バック。長谷部が実戦する3バック。互いの戦術をすりあわせる時間を設けた。

 ハリル時代にはなかった3バックは、4バックとは根本的に違う。DF吉田は「ラインの作り方も距離感も選手同士の間隔も違ってくる」と課題を挙げる。長谷部は「とにかく一番大事なのはコミュニケーション」。短い期間で仕上げていく。

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