ハリル監督、背水イラク戦も…不安 前日会見ピリピリムード

 「W杯アジア最終予選、日本-イラク」(6日、埼玉スタジアム2002)

 W杯アジア最終予選のイラク戦(6日・埼玉)、オーストラリア戦(11日・メルボルン)に臨むサッカー日本代表は5日、イラク戦の会場となる埼玉スタジアムで冒頭15分間をのぞく非公開練習を行った。チームを率いるバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は、公式会見に出席。結果次第では自身の進退問題にも発展する正念場の2連戦を前にピリピリムードを漂わせた。

 いつもの快活さと余裕がない。まばゆいフラッシュを浴びながらイラク戦に向けた意気込みを語るハリルホジッチ監督から、焦りのようなものがにじみ出る。「短く、正確なスピーチで選手には伝えたが、とにかくメンタルだ。それが違いを見せつける」。負けられない一戦を前に指揮官の口から飛び出したのは、精神論だった。

 9月に行われた最終予選の初戦、アラブ首長国連邦(UAE)戦で敗北。続くタイ戦では勝利を挙げたものの、イラク戦とオーストラリア戦の結果次第では、自らのクビも飛びかねない状況だ。合宿前に行われたメンバー発表会見で「ミーティングの回数と時間を減らす」と自ら宣言しながら、この日、その効果を問われると「ミーティングが減ったというのは誰から聞いたんですか」と報道陣に逆質問するなど、ピリピリムードを漂わせた。

 さらにイラクメディアから「最近の日本はレベルが高くないように思われるが」と質問が飛ぶと「イラクがどのようなプレーをしてくるか完璧に把握している。明日は日本が勝つ」と強気な姿勢を見せつつも「イラクは長い間合宿できたが、我々はそうではない。疲労回復の時間もない。本来ならば練習さえもできない状況。12~14時間も飛行機に乗って、ジョギングだけでも大変な状況。まずトップパフォーマンスにはならない」と嘆き節も飛び出した。

 ある選手からは「監督に元気がない」と言われる状況。普段の会見では、マシンガンのようにしゃべり倒すハリルホジッチ監督だが、この日は「勝つための準備をする。時には困難な状況になるが、何人かの方々はそれを理解できないので勝つための準備をする、ということにとどめておく」と口ごもった。

 不安や騒音を封じるには勝利しかない。「強い気持ち、チームの強さは、困難な状況でこそ発揮するもの」と指揮官。真の強さを見せられるか。

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