サウジアラビア・サッカー連盟は14日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会で笛を吹く一人に選出されたサウジアラビア人の主審が八百長に関与したとして永久資格停止処分を科したと明らかにした。国際サッカー連盟(FIFA)にも同様の処分を求め、W杯の主審から外すように求めた。
連盟によると、主審を務める予定だった13日の国王杯決勝に進出した一方のチームに、試合結果の操作と引き換えに金銭の支払いを持ちかけた。警察に逮捕され、容疑を認めているという。同主審は昨年にロシアで行われたコンフェデレーションズカップにも選出された。(ロイター=共同)