讃岐J2参戦16戦目で四国勢から初星 「東四国クラシコ」制し最下位脱出

 「明治安田生命J2、徳島0-1讃岐」(22日、ポカリスエットスタジアム)

 徳島-讃岐の隣県対決「東四国クラシコ」は、讃岐が後半22分にMF永田亮太(32)がゴールを決め、1-0で勝利した。8戦ぶりの今季2勝目で最下位を脱出。14年のJ2参入後、四国勢を相手に16戦目での初勝利となった。徳島は21本のシュートを放ちながらゴールを奪えなかった。

 21本のシュートを浴びてもゴールを割らせなかった。必死に耐え、数少ないチャンスをものにして8戦ぶりの勝ち点3。讃岐が「東四国クラシコ」を制して最下位を脱出した。

 「今週はずっと守備のトレーニングを続けてきた。その成果が出たと思う」と北野誠監督(50)。序盤から圧倒的にボールを支配されたが、MF岡村和哉(30)が「チームがまとまっていた」と振り返るように、守りの集中力は切れなかった。

 そして後半22分、ビッグチャンスが訪れる。徳島から今季移籍してきたMF佐々木匠(20)からの左クロスに「ボール来い、と思っていた」というMF永田が頭で合わせてゴール奪取。相手の21本に対し、讃岐はシュート4本で白星をもぎ取った。

 14年のJ2参入以来、徳島と愛媛の四国勢を相手に16戦目にして初白星。JFL時代から隣県の2クラブを目標にしてきただけに、就任9年目の北野監督は「四国勢に初めて勝てた。本当によかったと思います」と喜びをかみしめた。

 第5節・千葉戦で6失点の大敗を喫するなど、今季は開幕から降格圏に低迷する厳しい戦いが続いていた。そんな重苦しいムードを吹き飛ばす勝利に「みんなが我慢できたから勝利が転がってきた。ウチにとって大きな1勝になった」とGK清水健太(36)。勢いに乗って、次節からのGW3連戦に挑む。

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