内田篤人 鹿島復帰後最長の81分間プレー「もっとこれから良くなる」

 「いばらきサッカーフェスティバル、鹿島4-3水戸」(3日、ケーズデンキスタジアム水戸)

 J1鹿島は4日、プレシーズンマッチでJ2水戸と対戦して4-3と勝利した。ドイツから7年半ぶりに復帰した元日本代表DF内田篤人(29)は右サイドバックで先発して、復帰後最長となる81分間プレー。復調ぶりを見せた。

 日本復帰後では初となる観客を入れた状態でのプレー。「できれば(球技)専用スタジアムが良かったけど、こうして寒い中来てくれて、応援してもらって、サッカー選手としてはうれしいことだなと思います」と笑顔で振り返った。

 宮崎合宿中の練習試合も含め、復帰後の対外試合は3戦目。まだまだ周囲との連係面でかみ合っていない場面もあったが、前半37分にはMF小笠原のスルーパスで、相手DFラインの裏をついた。「(小笠原)満男さんには、試合前から『裏じゃなくてGKのところまで走るから、そこを見てくれ』って話していた。そしたら本当に出てくるからね」。勝手知ったるかつての仲間との連係には不安はなく、チーム全体とのフィットにも「時間はかかるかもしれないけど、もっとこれから良くなると思う」と手応えを口にしていた。

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