C大阪 59日ぶり実戦復帰のFW杉本健勇がいきなり復活弾
「練習試合、C大阪4-2鹿屋体育大」(30日、宮崎市国際海浜エントランスプラザ)
J1C大阪の日本代表FW杉本健勇(25)が実戦復帰でいきなりゴールを決めた。0-0で迎えた1本目の終了間際40分、左サイドからMF清武弘嗣(28)が上げたクロスを打点の高いヘディングで押し込んだ。
実戦は昨年12月2日のJ1最終節新潟戦以来59日ぶり。同21日に左足首の関節内遊離体除去術を行い全治6週間と診断されていたが、待望のピッチに立った。「こんなに試合から離れたことはなかった」と話したように、試合感覚を取り戻すことを重視したが結果も付いてきた。「もっと長い時間やりたかった。体力的な問題もないし痛みもない。どんな相手でも点を取り続けることが大事」と手応えを実感。就任2年目の尹晶煥監督(44)も「思ったより早い段階で復帰できた」と安堵を口にした。
試合には日本代表の早川直樹コンディショニングコーチ(54)も視察に訪れていた。開幕まで残り5カ月を切ったロシアW杯へ杉本が復活を印象付けた。