森保ジャパン3連勝で1位通過 猛攻にも耐えた「成功体験になる」

 「U-23アジア選手権・1次リーグ、日本3-1北朝鮮」(16日、江陰)

 既に8強入りを決めていた日本は北朝鮮を3-1で破り、3連勝の勝ち点9でB組1位となった。19日の準々決勝でA組2位のウズベキスタンと対戦する。B組のもう1試合はパレスチナがタイに5-1で大勝し、勝ち点4で2位となり8強入りした。

 第2戦から先発メンバーを全員入れ替えた日本は後半、北朝鮮の攻勢にさらされた。それでも森保監督は「耐えることも成功体験になる。痛い思いをしながらレベルアップをしていくのは大切」と我慢強かった。

 前半で2点を先取。リーグ突破のために得点が必要な北朝鮮が圧力を強めると、ミスから失点したが、A代表経験者もいる相手の猛攻に体を張り続けた。後半28分には、逆に隙を突いて得たPKをMF旗手が決めた。

 今大会初出場の守備的MF伊藤はFKと、果敢な攻め上がりから2アシストをマークし「シンプルに自分の良さを出した」とうなずいた。4強入りへ、準々決勝は昨年12月のタイ遠征で敗れたウズベキスタンと相対する。

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