レアル、ヒヤヒヤ…2年連続世界一王手 ビデオ判定に救われた

 「クラブW杯・準決勝、アルジャジーラ1-2レアル・マドリード」(13日、アブダビ)

 準決勝1試合が行われ、欧州王者のレアル・マドリード(スペイン)が開催国枠出場のアルジャジーラ(アラブ首長国連邦)に2-1で逆転勝ちし、2大会連続で決勝に進んだ。先制されたRマドリードは後半、FWクリスティアノ・ロナウド(32)とガレス・ベール(28)の得点で逆転した。2連覇を懸けて16日(日本時間17日)にグレミオ(ブラジル)と対戦する。

 ビデオ判定で両チームの得点が取り消される場面があり、Rマドリードは結果的に救われる形となった。ただ、ジダン監督は「判定に3、4分もかかるのが問題だ」と不快感を口にした。

 前半30分にカゼミロのヘディングで先制したかに思われた。しかし、確認で数分間中断した後にベンゼマがオフサイドの位置にいたとして取り消された。0-1の後半早々には軽率な守備からカウンターでゴールを割られたが、これもオフサイドに。難を逃れた。

 前回大会でもビデオ判定が物議を醸した。当時「個人的には好きではない」と述べたモドリッチは「去年の発言をよく思わない人もいたようだが、ビデオ判定を心配するより試合に集中したい。ただ、今回は私たちを助けてくれた」と認めた。

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