「ACL・準決勝第1戦、上海上港1-1浦和」(27日、上海)
ホームアンドアウェー方式の準決勝第1戦が行われ、日本勢で2年ぶりにベスト4に進出したJ1の浦和は上海上港(中国)と1-1で引き分けた。前半に先制を許したものの、MF柏木陽介(29)のゴールで追い付いた。優勝した07年以来の決勝進出を目指し、10月18日に埼玉スタジアムで行われる第2戦に臨む。
欲しかった1点を奪い取った。0-1で迎えた前半28分、相手DFの背後でパスを受けたFW興梠がダイレクトで落とす。走り込んだ柏木が利き足ではない右足でボレー。同点弾はゴール左に突き刺さった。
「(興梠)慎三なら、落としてくれると思った。苦手の右足だったけど決めることができてよかった」
左脚付け根に慢性的な痛みを抱える。13日の準々決勝第2戦・川崎戦以来の出場で結果を出した。これで2戦連続のマン・オブ・ザ・マッチ。まさに“ミスターACL”だ。
第2戦はホームで開催。勝てばもちろん、この日のアウェーゴールがものを言って0-0でも決勝進出が決まる。決勝トーナメント1回戦の済州(韓国)戦、川崎戦と、ともに2点差で敗れた敵地での第1戦から大逆転した得意の舞台。優位に立って迎え撃つ。
20日の天皇杯鹿島戦後に槙野は話していた。「鹿島の選手が『ACL頑張って』と言ってくれた。日本を代表するクラブに恥じない戦いをしたい」。柏木は「次、勝てば決まる。サポーターの力を借りて絶対に勝ちたい」と言い切った。日本の期待を背負って、頂点をのぞむ。