浦和 大逆転4強!高木ミラクル当たり損ねVボレー 先制許すも怒とうの4発

 「ACL・準々決勝第2戦、浦和4-1川崎」(13日、埼玉スタジアム2002)

  ホームアンドアウェー方式の準々決勝第2戦が行われ、浦和が川崎を4-1で下し、2戦合計5-4と逆転して08年以来の4強入りを決めた。第1戦に1-3で敗れた浦和は前半19分に先制されたものの、同35分に同点とし、直後に退場者を出し10人となった川崎を押し込み、ここから3得点した。浦和は27日、10月18日の準決勝で上海上港(中国)と対戦する。

 ふわりと浮いたボールは、不規則な軌道を描いた。後半41分。FW高木が放った左足ボレーは、ジャストミートしなかったことが幸いした。タイミングが合わず1歩も動けないGK。その頭上を、ゆっくりとゴールに向かって越えていく。その背後の赤いサポーターは、歓喜とともに逆転劇の完結を見届けた。

 「結果的にゴールに入ってよかった。切り返そうと思って、蹴り損なって」。殊勲の高木は言う。「苦しい試合でした。勝ち切れて最高の気分」と笑顔を見せた。

 アウェーでの第1戦は1-3で敗戦。この日も前半19分に先制を許した。絶体絶命の状況から、逆転に必要な4点を奪った。同35分にFW興梠がゴール。その3分後、川崎DF車屋が退場。反撃の準備は整った。

 「ただでさえ、マイナスからのスタート。1点取られても関係なかった」(DF槙野)。後半18分からは3-1-4-2の攻撃的布陣へスイッチ。残り20分のゴールラッシュで3点をもぎ取った。

 左股関節痛から復帰戦のMF柏木は2アシストの活躍。9日の柏戦に出場可能だったが、「この日のために準備していた」と明かす。Jリーグも8位と低迷し、ルヴァン杯も敗退。「変わらないのはACLを取りたいという思い」と槙野。10年ぶりにアジアの頂点へ、上り詰めてみせる。

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