ジーコ氏、自身の“イズム”「継承してくれている」小笠原、曽ケ端に感謝

殿堂入りを記念するレリーフの前で笑顔のジーコ氏
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 元日本代表監督のジーコ氏(64)が16日、東京都文京区のJFAハウスを訪問。Jリーグ村井チェアマンらと意見交換し、敷地内の日本サッカーミュージアムを訪れ、自らのレリーフが展示された殿堂コーナーを見学した。

 前夜は埼玉スタジアムでスルガ銀行チャンピオンシップを視察。「印象のいい場所に戻ってこられてうれしい。日本全体に喜びを与えてくれた舞台」と日本代表監督として7勝2分という成績を収めたスタジアムを懐かしんだ。

 浦和に対しては「力のあるチーム。これから精神的なものも含めて再構築すると思う。1日も早く強いレッズに戻ることを願っている」とエール。代表に呼んだMF阿部についても「自分が呼んだときとクオリティーが変わらない」と賛辞を送った。

 ジーコ氏は17日に鹿島を訪れて帰国する予定。現在首位に立つ古巣に対して「世代は違っているけど、いいものを継承してくれている。うれしいこと」と脈々と受け継がれる“ジーコ魂”を実感。

 「今も現役で小笠原と曽ケ端がやっている。長きにわたってチームを引っ張って、鹿島の名を守ってくれている」と目を細めていた。

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