ラモス氏「FC今治で現役復帰」宣言、オーナー岡田氏に10番要求

靴で携帯電話のまねをしておどけるラモス瑠偉=東京・ラモスフィールド(撮影・開出牧)
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 昨年末に脳梗塞を発症した元サッカー日本代表のラモス瑠偉氏が2日、都内で復帰会見を開いた。現在、元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーで、JFLのFC今治のチームアドバイザーを務めていることから、FC今治での現役復帰を今後の目標に掲げた。

 今年1月8日に行われた代表OBによる日韓戦に出場するため、昨年は激しいトレーニングをしていたというラモス氏。今後の体力面での目標を「岡田監督の下でサッカーをやりたい」と掲げた。去年に岡田氏からは「ホームグラウンドだけで10分できないか」と打診され、「10分って。もっとできるで」と返していたという。

 サッカーへの愛情は衰え知らずで、「真剣に考えたのは、今治で15分ぐらい何試合かでも出たいなというのがあった。今、許されるなら、サッカーですよね。現役ですよね。岡田監督の下でプレーしたいなと思っています。でも不可能じゃないね」と意気込んだ。

 ただ、少なくとも年内は、脳梗塞の予防のため血液をさらさらにする薬を服用しているため、出血を避けるためプレーは無理だという。もしも現役復帰が果たせた場合には「前みたいには走らない」とニヤリ。「岡田監督聞いているかな。背番号10空いているかな」とラモス節を繰り出したかと思えば、自身と同じく脳梗塞を患った木村和司氏とのコンビでのプレーも提案し、「あいつのことだからサッカーやりたいから治りが早い。できれば今治で金さん、銀さんでどうですか」と仰天プランをぶち上げていた。

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