浦和ペトロビッチ監督も沈痛 森保監督退任に「心が痛い」

 J1浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督(59)が4日、広島・森保一監督(48)の退任に無念の思いを口にした。さいたま市内での練習を終えて、試合前日会見で森保氏の話題に触れた。「ポイチさんがこういうことになって心が痛い」と話した。

 ペトロビッチ監督が広島の監督時代、07年9月から09年にかけて、森保氏がヘッドコーチを務めた。師弟対決となった1日の浦和-広島戦(埼玉ス)が、くしくも森保氏の最後の指揮となった。

 「広島で3回優勝して成功をつかんでいる。そこを辞めなければいけない彼の気持ちがどれだけ痛いか、察することができる。神様が彼に与えた休養だと思う。これからもっといいクラブで指揮をとるチャンスがあるかもしれない」とエールを送った。

 「それぞれの監督がライバルであり、同僚だと考える」と話すペトロビッチ監督。「監督というのは、『このクラブで10年仕事をする気持ちでいながら、明日はわが身と思って心配して仕事をしなければいけない』」とその厳しさを説明した。

 浦和は広島戦で4-3で何とか逆転勝利したが、その前まで3連敗を喫するなど状態はよくない。それだけに「浦和が広島に敗れていたら、クラブがどうアクションを起こしていたか分からない。2012年からやってきた仕事がこの2カ月で判断されてしまう」と冗談を交えながら話していた。

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