レスター岡崎慎司が故郷宝塚に凱旋「ミスを恐れずチャレンジを」少年少女に金言

 サッカー日本代表FW岡崎慎司(31)=レスター=が18日、故郷である兵庫県宝塚市の末広中央公園で行われたイベントに参加した。トークショーでは地元のサッカー少年少女を中心に集まった1000人超に向けて、自身の少年時代やサッカーへの思いを熱く語った。

 故郷の地を踏んだ岡崎は「懐かしいなという思い。この辺りは“庭”みたいなもので、よく自転車に乗って走っていた」と笑顔。宝塚で過ごした小中学生は「今と変わらず負けず嫌いで、転んでもすぐに立ち上がっていた」と振り返った。

 今季は30試合3得点に終わり「昨シーズンは優勝することができてうれしかったが、今シーズンはプレミア(リーグ)でプレーすることがどれだけ難しいか分かった。シーズン10ゴールを目標に掲げていたが達成できず、『FW失格』とたたかれることもあって悔しいシーズンだった」。

 それでも欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場し、クラブ・ブリュージュ(ベルギー)戦ではCL初ゴールも決め、「海外生活をスタートさせた時からの夢がかなった。アンセム(テーマ曲)を聞いた時、自分はあまり感傷に浸ることはないが、ここに来て良かったと思った」と話した。

 子供たちに向けては「失敗しても反省して前に進んでいくこと。失敗した時に自分に何が足りないか気付く。そこで人間としても自分を理解できる。自分はまず諦めないことが頭の中にあって、何ができるか自分に問い掛けることをモットーにしている。これからいろんなことを経験していくと思うが、チャレンジしてミスを恐れないでほしい。失敗して成長してほしい」と語り掛けた。

 また、子供の頃にしておけばよかったことについて質問された岡崎は「もっと勉強をしておけばよかった。英語を勉強しておけば、もっと外国人とコミュニケーションを取れたし、歴史を知っていればいろんなことも話をできた。あとはサインの横に何か字を書いたとき、いつも失笑されるので、習字をやっておけばよかった」と話し、子供たちの笑いを誘っていた。

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