G大阪・宇佐美3戦連発も逆転負け
「J1、鳥栖2-1G大阪」(18日、鳥栖ベストアメニティスタジアム)
エースの覚醒は勝利につながらなかった。G大阪はFW宇佐美貴史(24)の3戦連発で先制したものの、後半に2点を失い、逆転負けした。
先制は前半44分。宇佐美が、FWアデミウソンのパスで裏に抜けたMF阿部のクロスを流し込んだ。U-23日本代表候補MF井手口の第1子誕生をゆりかごダンスで祝ったものの、喜びもつかの間だった。長谷川監督は宇佐美について「最後まで落ちることなく戦ってくれ、非常に強くなってきている」と評価したが、リーグのアウェー鳥栖戦は4戦全敗だ。
前節の浦和戦から中2日ながら、先発の顔ぶれは全く同じ。「選手は最後まで戦ってくれたが、疲れは否めなかった」と指揮官。鬼門は選手の足を止め、勢いは失われた。