広島5連勝!持ち前の堅守際立つ

 「J1、川崎0-1広島」(6日、等々力)

 リードさえ奪えば、手堅く試合を運ぶ。広島は難敵の川崎をアウェーで下し、2連覇を達成した2013年以来の5連勝。したたかに1-0で逃げ切った森保監督は「粘り強くタフに、しぶとく勝ち点3が取れた」と大きくうなずいた。

 前半3分、柴崎のパスにドウグラスが反応した。「相手のDFとGKの連係があいまいだった。信じて足を伸ばした」とわずかな隙を逃さずにボールコントロールし、最後は頭で先制。残りの87分はほぼ防戦一方に陥ったが、森保監督は「楽しんで守っていたのでは」と言う。

 ブロックを敷き、中村や大久保らリーグ随一の攻撃陣を向こうに、森崎和や千葉、水本らが先回りするようにスペースを消し続けた。水本は「優勝した時はこういう試合で勝ち切っていた。見栄えは悪いけど」と笑う。速攻狙いと割り切り、持ち前の堅守が際立った。

 ハードな連戦で白星を重ね、首位戦線に浮上してきた。「勢いで勝っているわけじゃない」という青山主将。その言葉と表情に、手応えの大きさがうかがえた。

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