「ナビスコ杯・Ａ組、ＦＣ東京３-１鹿島」（１９日、味スタ）

　電光石火の活躍で、ＦＣ東京攻撃陣が今季ここまで無失点の鹿島守備陣を突破した。まずは前半８分。ＭＦ米本のパスにＦＷ河野が反応。右足で流し込んで先制点を決めると、続く同１０分には河野のクロスをＤＦ太田が決めて加点。立ち上がりで勝負を決めた。

　１得点１アシストの活躍をした２３歳の河野は、ゴールシーンを「ヨネ（米本）には練習の時から裏を狙っているからと話していた形」と狙い通りだったことを明かした。

　フィッカデンティ監督を迎えた今季、リーグはここまで３戦未勝利。イタリア人指揮官は１５日のリーグ神戸戦から「出場機会がない選手にチャンスを与えるのが正当」と大胆に先発８人を入れ替え、３‐１の今季公式戦勝利につなげた。