赤崎埋める“大迫の穴”鹿島新体制発表

 J1鹿島は20日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムで新体制発表会見を行った。大学ナンバー1ストライカーの呼び声も高いFW赤崎秀平(22)は、ドイツ2部・1860ミュンヘンに移籍した日本代表FW大迫勇也の穴を埋めるべく、「1年目からエースとして勝利を導けるような活躍を求められている」と意気込んだ。

 筑波大から加入する赤崎は10、12年に関東大学リーグ1部の得点王を獲得した逸材。同じ鹿児島県出身で1学年上の大迫とは、佐賀東高時代に対戦経験(大迫は鹿児島城西)もある。赤崎にとっては目標と言うべき存在だ。

 大迫のドイツ移籍を知った時は、「チャンスだ」という思いと、「プレッシャーが自分にかかる」という気持ちが同時にこみ上げたと話す。大迫のようなポストプレーや、周りを生かす動きは発展途上だが、「自分にできることをやればチームの力になれる」と、持ち前の得点感覚で勝負する。

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