広島・高萩2得点で鹿島を撃破

 「天皇杯4回戦、鹿島1-3広島」(16日、カシマ)

 サッカーの天皇杯全日本選手権4回戦が16日、行われ、昨季J1王者の広島は高萩の2得点などで鹿島に3‐1と快勝し、準々決勝に進んだ。

 3週間後のJ1最終節でも顔を合わせる鹿島に、広島が前半の3ゴールで強烈な印象を残した。勝利の立役者となった高萩は「うちとやりたくない、と思わせるような試合がしたかった。それができたと思う」と確かな手応えを口にした。

 前線の佐藤、高萩、石原の3人だけでなく、両サイドのMFも高い位置を取り続けた。鹿島のセンターバック山村は「5人が張ってくる中で、自由にさせすぎた」と対応の甘さを悔やんだ。

 前半28分に塩谷のロングパスで石原が抜け出し、こぼれ球を高萩が蹴り込んだ。同41分にFKから塩谷が加点すると、ロスタイムには何度も右サイドを自由に突破していたミキッチのクロスから高萩が決めて突き放した。

 残り3試合のJ1では、首位横浜Mと勝ち点2差の3位に広島、同3差の4位に鹿島がつける。12月7日の再戦に向け「勝った方が優勝という可能性もある。苦手意識を植え付けられた」と塩谷。5大会ぶりのベスト8進出という結果以上に、大きな収穫を手にした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス