“1億ユーロの男”ベイル移籍長期化へ

 サッカーイングランドプレミアリーグ、トットナムのMFガレス・ベイルの移籍問題が今月末の移籍市場閉鎖までもつれる見通しが出ている。

 米国遠征中の両チームの会長がマイアミで会談したが、妥協点が見つからない形で終わった。9日のスペイン紙マルカによると、トットナムのダニエル・リーヴィー会長は天文学的な移籍金がなければベイルを放出するつもりがないとの姿勢を崩していない。

 一方、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長はスポーツ専門のテレビ局ESPNとのインタビューで「1億ユーロ(約129億3000万円)というのは、サッカーの世界またほかのものと比較しても多すぎる」と、相手の主張金額をまるのみするつもりがないとした。強気の姿勢を打ち出しているのはベイル自身がレアル入りの意向を固めているため。選手は詳細のはっきりしない怪我を負っていることを理由に、ここまでトットナムのプレシーズンマッチに出場していない。

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