ベイルのレアル移籍は土壇場決着へ

 サッカー英プレミアリーグ、トットナムのMFベイルのレアル・マドリード(スペイン)への加入は、移籍市場の閉幕間際に滑り込み決着する可能性が出てきた。2002年の前ブラジル代表FWロナウドが9月1日に日付が変わる10分前に移籍したパターンを彷彿させる気配が漂っている。

 正式発表が遅れているのは、トットナムが後釜の選手を確保するまで待っているため。スペインのアス紙によるとすでにデンマーク代表、MFエリクセンと交渉している。しかし、所属のアヤックス(オランダ)がトットナムの大金獲得の見通しを察知、移籍金引き上げを狙っており完全合意には至っていない。

 もっとも、ベイルのレアルへの加入は実現に向かっていることは確かだ。トットナムのビラスボアス監督は28日の会見で「明日かあさってには(ベイルの移籍が)決まるだろう。マドリードでプレーすることはベイルの夢。幸運を祈っている」と、残留を望んでいたそれまでの姿勢から惜別のコメントへ方向転換。もっとも、練習を拒否するなど強硬姿勢を取った選手に対しては不満もあるようで「彼の行動は適当なものではない」と指摘している。

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