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川澄強行出場!時差ボケと格闘も快勝

 後半、競り合うINAC神戸・川澄(左)と福岡AN・平田
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 後半、競り合うINAC神戸・川澄(左)と福岡AN・平田

 「なでしこLC・1次L、福岡AN-INAC神戸」(23日、佐賀)

 INAC神戸が福岡ANを3‐1で下した。スウェーデン遠征を終えた日本代表選手は前日、帰国したばかりで、MF沢穂希(33)はベンチ入りを外れたが、MF大野忍(28)ら6選手は強行出場。疲労を隠せなかったが、代表戦士の意地と責任でピッチに立った。A組の千葉‐浦和は0‐0で引き分けた。B組の岡山湯郷はAS狭山に2‐1で勝った。

 主将の大野は試合後、苦笑いで本音を漏らした。「ベンチで寝ちゃうかと思いました…」。

 代表7選手はスウェーデンからフランス経由で前日、成田空港に到着。その足で空路、佐賀入りした。日本時間21日未明にスウェーデンと戦い、帰国翌日に国内で公式戦。代表歴10年目、国際Aマッチ出場105試合を誇る百戦錬磨の大野でさえ「初体験」という異例の強行軍だ。「スウェーデンで一番長く出場したので」(星川監督)とベンチ外の沢を除く6選手は、時差ボケと格闘しながらピッチを駆けた。

 試合は前半にU‐20代表コンビのMF田中陽、

MF仲田らのゴールで3得点したが、大野、川澄、高瀬が投入された後半は結果的に無得点。大野はこの日試合のなかった日テレのDF阪口からのメールに「しんどいよ(笑)」と返信した。

 スウェーデン戦にフル出場しながら先発出場したDF田中明は「(前夜は)あまり眠れなかった」。代表組の疲労は色濃かったが、MF川澄は「やるからにはやらなきゃ」と弱音を吐かず、大野も「代表の続きという思いでやった。この状況でどれだけできるか。いい経験になった」と日の丸戦士の意地をのぞかせた。

(2012年6月24日)

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