アマ8冠・荒竹一真がプロテスト合格「井上尚弥選手のように倒せる選手に」5・28デビュー 大橋会長も期待「テクニックはピカイチ」

 プロテストを受験した荒竹一真(左)と大橋ジムの大橋秀行会長
 プロテストを受験した荒竹一真(左)
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 アマチュアボクシング8冠の荒竹一真(22)=大橋=が10日、東京・後楽園ホールでプロテストを受験し、B級(6回戦)で合格した。WBO世界バンタム王者・武居由樹(大橋)の防衛戦などが行われる5月28日のダブル世界戦興行(横浜BUNTAI)で、B級(6回戦)デビュー予定。プロではミニマム級を主戦場とする見込みで、「ジムの先輩である井上(尚弥)選手だったり、(大橋秀行)会長も現役時代そうだったが、倒す選手は華があって見てる方も面白い。(デビュー戦は)慎重にいきながらも面白い試合ができるように、倒せることができる選手になりたい」と理想像を語った。

 実技試験では3ラウンドのスパーリング、シャドーで高い技術を披露。「後楽園ホールではアマチュア時代も試合をしたことがあるが、全く違う雰囲気で、お客さんが入って試合するイメージでリングに立った。不安もあるが、本当に楽しみだなと思った」。筆記試験では2つ誤答があり90点だったと明かしたが、「試合でコンタクトレンズはアマだったら着用OKだが、プロはダメだと知らなくて(間違えた)。もう1つは(相手の)腎臓を打つパンチの名前が分からなかった」と頭をかいた。

 所属ジムの大橋秀行会長は「見ての通り、実力は全然ある。テクニックはもうピカイチなので、あとはパワー。一発一発(を強くする)練習を積めば間違いない」と太鼓判。「5月28日のデビューが楽しみ。まだ相手が決まってないが、間もなく決まる」と明かした。

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