ロリト麻理菜が日本王座挑戦へ「ついにこのチャンスが来た」元世界王者のフィリピン人夫がトレーナー

 日本王座挑戦が決まったロリト麻理菜(左)と夫のレイ・ロリト・トレーナー
 日本王座挑戦が決まったロリト麻理菜(中央)と夫のレイ・ロリト・トレーナー(右)、橋本隆志会長
 ボクシング ロリト麻理菜
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 ボクシングのエスペランサジムは1日、兵庫県伊丹市の同ジムで会見を行い、所属選手の日本女子ミニマム級1位、ロリト麻理菜(29)が、同級王座に挑戦することを発表した。4月9日に大阪・豊中市の豊中176BOXで行われる王座決定戦6回戦で、同級5位の一村更紗(27)=ミツキ=と対戦する。昨年から王者に挑戦状を出すなど、挑戦を画策していたというロリトは「ついにこのチャンスが来た」と意気込んだ。

 理学療法士と二足のわらじを履くロリトには、最強の援軍がいる。フィリピン出身で元IBO(日本非公認)ライトフライ級王者のレイ・ロリト・トレーナー(32)は、実生活の夫。2年前にSNSで知り合い「あなたのトレーナーをしたい」というレイさんに対して、ロリトが「元世界王者に指導してもらえるなら」と希望したことがきっかけで交際3カ月で結婚した。「レイさんと会うまではフィットネス感覚だった」というロリトだが、今は「最終的には世界王者になって(夫に)並びたい」と夢が膨らんでいる。

 同ジムの橋本隆志会長(49)は、ロリトについて「入会してきてすぐにセンスがあるとわかった。パンチ力が強くスピードもある。バランスがよい。チャンスはかなりある」と手応えを口にする。戴冠すれば、14年にプロ加盟した同ジムにとって初の王者となる。ロリトは「このジムに初のベルトを持ち帰りたい」と意気込んだ。

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