メルセデス・モネが新日本2・18サンノゼ大会でKAIRIのIWGP女子王座に挑戦!

 新日本は5日、元WWEスーパースターのサーシャ・バンクス改めメルセデス・モネ(30)が2月18日(日本時間19日)、米カリフォルニア州サンノゼのサンノゼ・シビックで開催されるバトル・イン・ザ・バレー大会でKAIRI(34)の保持するIWGP女子王座に挑戦すると正式発表した。

 モネは4日の東京ドーム大会に出現。中野たむを退けて初防衛に成功したKAIRIに挑戦を表明した。モネは昨年5月15日のバージニア州ロアノークのWWE女子タッグ王座戦以来9カ月ぶりの復帰戦になる。KAIRIとは2020年7月3日のロウ大会(パフォーマンス・センター)でシングル対決を行っており、今回は2年7カ月ぶりの再会一騎打ちがタイトル決闘として実現した。同大会は日本時間2月19日にPPV配信される。

 モネは2010年8月にデビュー。12年にWWE入りし、同10月にNXTでデビューした。15年7月にシャーロット・フレアー、ベッキー・リンチらとともに一軍に昇格。女子革命を打ち出したWWEがディーバからアスリート路線に切り替えた時期で、女子台頭の一翼を担った。

 17年にWWE女子王者に続きロウ女子王者となり、19年にベイリーと初代WWE女子タッグ王座を獲得。20年にはスマックダウン女子王座も手中にした。女子シングル王座6回、タッグ王座3回のグランドスラマーも、タッグ王座戦の構想をめぐって首脳陣と対立。昨年の5・16ロウ大会をボイコットしたことから無期限謹慎と王座はく奪の処分を受け、退団に踏み切った。今年からフリーとなり、新日本&スターダムのリングに登場することになった。

 ドーム大会では「私はこの女子の階級のCEOでスター選手」と豪語した通り、圧倒的なオーラで観客を魅了した。17年6、7月のWWE日本公演(両国国技館2連戦)ではベイリー、アスカとトリオを組んでアレクサ・ブリス、ナイア・ジャックス、エマ組と対戦している。19年7月には仙台女子の道場を訪れ、里村明衣子らとトレーニングを行ったこともある。

 WWEではアスカとタイトル抗争の火花を散らし、イヨ・スカイとも対戦している。20年7月20日のロウ大会(同27日放送=パフォーマンス・センター)では、アスカのロウ女子王座に挑戦。アスカのセコンドに就いたKAIRI(当時はカイリ・セイン)が控室で暴行を受け、アスカが救出に動いたことでリングアウト負けとなって王座転落。サーシャが17代王座に就いた因縁もある。

 新日本はモネと数試合の契約を結んだものと思われるが、ギャラも超破格と言われる。新日本は2月のサンノゼに続いて4月にワシントンDC(15日)、フィラデルフィア(16日)で米国興行を開催する。スターダムも4月23日に横浜アリーナに初進出してビッグマッチを開催するが、日本のリングでもこの超大物の参戦が期待される。モネには米AEW参戦のウワサもある。

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