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新日本・SSマシン“涙”の引退試合 ワカマツ復活、夫人の死去も告白

将軍KYワカマツ(右)と入場するスーパー・ストロング・マシン=後楽園ホール
ポーズをとる将軍KYワカマツ(左)とスーパー・ストロング・マシン
勝利したスーパー・ストロング・マシン(左から2人目)らマシン軍団=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(19日、後楽園ホール)

 80年代に新日本マットで大暴れしたマシン軍団など、多くのユニットを渡り歩いて活躍したベテラン覆面レスラー、スーパー・ストロング・マシンの引退記念試合が行われ、約40年のプロレス人生に別れを告げた。

 この試合のためにマシン軍団が復活。マシンは体調面の問題でメンバー入りしなかったが、田口隆祐がスーパー・ストロング・マシン(SSM)・No.69、中西学がSSMドン、棚橋弘至がSSMエース、天山広吉がSSMバッファロー、永田裕志がSSMジャスティスを名乗って結成した5人タッグに帯同し、内藤哲也、EVIL、BUSHI、SANADA、高橋ヒロム組を迎え撃った。

 さらに、この日はマシン軍団を率いた“悪のマネジャー”将軍KYワカマツも復活。トレードマークのメガホンを使ってアジテーションを繰り広げながらマシンと入場すると、場内にはどよめきとともに大歓声が起こった。

 試合はマシン軍団がそれぞれの得意技を披露しただけでなく、マシンも場外乱闘に加勢して内藤にラリアットを放つと観衆は興奮状態。最後はNo.69がマシンの得意技である魔神風車固めでBUSHIを料理し、マシンに惜別の白星をささげた。

 試合後のセレモニーではワカマツ、タッグパートナーだったヒロ斉藤、魔界倶楽部時代の盟友の村上和成、柴田勝頼ら多くのゆかりの人物が花束を贈呈。マシンは最後のあいさつでは、マスクに隠された素顔は見せなかったものの、鼻をすする音から、目頭を熱くしているのを感じ取れた。

 そして、正体が平田淳嗣であることをほのめかし、「奇抜なマスクとコスチュームは批判されました。でも、リング上ではストロングスタイルを貫き通しました。それが40年間プロレスを続けられた一番の宝物です」と話すと、温かい拍手が送られた。

 引退は、古傷のため受け身が取れない状態になり、会社の勧めもあって数カ月悩んだ末に「ケジメ」として決断。「私のプロレス人生に全く悔いはありません。やりきったと言う感じです。第2の人生を考えないといけないですが、まずは自分のコンディションを整えて、それからゆっくり考えていきたいです」と今後について語った。

 そして、10カウントゴングが鳴らされた後、マシンは再びマイクを持ち、今年1月25日に28年間連れ添ったマサミ(本人の意向によりカタカナ表記)夫人をがんで亡くし、引退の大きな理由になったことを告白。最後は「マサミーッ、ありがとう!」と絶叫した。

 夫人の死は契約が切れる6日前で、ひどく精神的に落ち込んだといい、「そういうのも吹っ切るためにも、こういう引退式できっぱりと気持ちを切り替えて次の人生に行きたい」と決意。最後は「マシンは今日で消えます。ありがとございました」と言い残して去っていった。

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