田中恒成がアジアタイトル挑戦 6月、元3階級世界王者
世界ボクシング機構(WBO)3階級元王者の田中恒成(畑中)が12日、オンラインで取材に応じ、次戦6月29日にWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者の橋詰将義(角海老宝石)に挑むタイトルマッチ(東京・後楽園ホール)に向け「世界戦に向けて大切な試合になる。無敗の王者を倒すことで自分の力の証明にもなる」と意気込みを語った。
昨年12月に約1年ぶりの復帰戦で勝利。ことし3月上旬から約1カ月、米国でレベルの高い選手とスパーリングをこなし、多くの収穫があったという。「KOしか狙わない。できるだけ早い段階で完璧な形を目指す」と気持ちを込めた。