石田匠が4・24再起戦「もう一回頑張ります」昨年12月に田中恒成に判定惜敗
ボクシングの大成ジムが23日、兵庫県三田市の同ジムからオンライン会見を行い、4月24日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で石田ジムとの合同興行「三田から世界へVol.18/KEEP FIGHTING 4」を開催することを発表した。
メーンではWBO世界ライトフライ級1位の加納陸(24)=大成=が世界前哨戦としてタイ国ライトフライ級7位のサンチャイ・ヨットブーン(タイ)とフライ級8回戦で対戦。セミファイナルではIBF世界スーパーフライ級8位の石田匠(30)=井岡=がWBOアジア・パシフィック6位のカルロ・デメシーリョ(フィリピン)とバンタム級8回戦で対戦する。試合はテレビ大阪の公式ユーチューブチャンネルで生配信される。
石田は昨年12月11日に元世界3階級王者の田中恒成(畑中)と世界生き残りを懸けて対戦。ハイレベルな技術戦を敵地で繰り広げ、1-2の判定で惜敗。再起について「少しは考えたんですけども、やっぱり自分自身納得していない部分があったので。燃え尽きていないというか、このままでは終われないなという気持ちはあった」と早々とジムワークも再開。「世界チャンピオンというそこだけ。その思いで何十年とやってきていますから。もう一回頑張ります」と再び世界を目指す決意を示した。
昨年11月には30歳となった。「何らかの世界につなげる。世界戦ができたら一番ですけども、簡単ではない。挑戦者決定戦など世界につなげるところにはいきたいですね」と今年の目標を語った。