山本由伸、オープン戦初登板で手ごたえ30球「一日一日、状態がステップアップ」 2回途中“強制降板”も笑顔 

「オープン戦、エンゼルス-ドジャース」(21日、テンピ)

 ドジャースの山本由伸投手がオープン戦に初めて登板し、2回途中、30球を投げて3安打2失点(1自責点)、3奪三振だった。大谷翔平投手は「1番・指名打者」で出場して3打数1安打。

 予定された2イニングを投げきれずにマウンドを降りた山本は「今年初めての試合だったので、試合感覚だったり、投げて戻ってくるものもあるかなと思いながらマウンドに上がった。しっかり集中して、初回は入れました」と自身の登板を振り返った。

 その言葉どおり、初回は圧巻の投球で12球で3人を料理した。昨季26本塁打の先頭ネトにいきなりピッチクロック違反でワンボールを取られたが、キレのあるシンカーとカットボールでファウルを奪うなど、カウント2-2と追い込み、最後は外角低めの153キロツーシームで見逃し三振。続くシャヌエルはカウント1-1から外角低めスライダーで二ゴロ。3番モンカダにもコーナーを突く速球2球であっさり追い込み、ボールを挟んだ後に143キロスプリットで空振り三振。昨季サイ・ヤング賞投票3位、ワールドシリーズMVPの実力を存分に見せつけた。

 この日はドジャース打線が爆発。初回に大谷が三塁内野安打で先陣を切り、打者8人で3点を先制。二回は打者10人の猛攻で6点を追加した。

 二回のマウンド。「ちょっと間が空いたんで、あまりうまく入れなかった」。味方打線の長い攻撃で感覚に狂いが生じたようで、先頭ソレアに左翼線二塁打を浴びると、続くアデルには左翼フェンス前の大飛球。アリゾナの気候が影響したかのような飛距離だったが、左翼T・ヘルナンデスが落下地点に入りながらまさかの落球で適時失策。6番ローにはスプリットとカットボールを織り交ぜ、3球三振に仕留めたが、オハピーに甘く入ったスライダーを左前へ適時安打。8番ムーアには初球カーブを右前打にされ、。9番打者を右飛に打ち取ったところで球数は30球に達したため、マウンドを降りた。

 すっきりしないマウンドとなったが、「(走者を背負い)セットポジションもたくさん投げれましたし、より細かいところをしっかり調整して次に臨みたいなと思います」と前向き。「全体的に1日1日、状態がきれいにステップアップしていると感じられている。ここからどんどん、どんどん、強度が上がってきてるので、どんどん加速してやっていきたいと思います」と手ごたえを口にした。

 降板時には、今回がWBC日本代表合流前最後の登板と勘違いしていたロバーツ監督から「グッドラック」と声を懸けられたという山本。降板後のクラブハウスで「もう1試合あるので練習して頑張りたい」と明かすと日米報道陣から大きな笑いが起こった。

 次回登板は27日のジャイアンツ戦で3イニングを投げる見込み。

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