WBCがボクシング史に残る摩訶不思議な4シーン掲載 耳かみ、パラシュート男…
ボクシングのWBC(世界ボクシング評議会、本部=メキシコ市)が16日、公式ツイッターを更新。ボクシングの試合の写真4枚を掲載し「これらはボクシング史における摩訶不思議な4つの瞬間です。いずれかを覚えているならコメントをどうぞ。他にも何か覚えていますか?」とボクシングファンに呼びかけた。
掲載された写真は次の4試合。
【1】97年6月28日・ラスベガス WBA世界ヘビー級王座戦
【2】93年11月6日・ラスベガス WBA・IBF世界ヘビー級王座戦
【3】89年9月21日・サウサンプトン ライトヘビー級8回戦
【4】77年4月23日・イングルウッド スーパーバンタム級10回戦
それぞれ何が起こったのか見ていこう。
【1】マイク・タイソン(米国)によるイベンダー・ホリフィールド(米国)への「耳かみ」。タイソンは反則負けとなる。
【2】シーザース・パレスの屋外特設リングで行われたホリフィールドとリディック・ボウ(米国)の7回に上空から「パラシュート男」が落下。試合が一時中断する。
【3】トニー・ウィルソン(英国)の猛攻を受けた地元のスティーブ・マッカーシー(英国)がめった打ちにあうと、客席からマッカーシーの母親が「ハイヒール」を片手に乱入。後方からウィルソンをポコリ。
【4】カルロス・サラテ(メキシコ)とアルフォンソ・サモラ(メキシコ)という70年代を代表する名王者によるノンタイトル戦。開始直後にランニングシャツを着た「空手家風の男」がリングに乱入し、試合が一時中断した。
ファンは反応し「タイソンVSホリフィールド2」、「タイソンが耳をかんだ」などのコメントが続いた。