復活グレート・ニタ“大鵬の孫”納谷を血祭り!「デスマッチは甘くない」

 「プロレス・ガンバレ☆大仁田大家☆プロレスリング」(13日、すみのえ舞昆ホール)

 2年5カ月ぶりに復活した、大仁田厚の“化身”グレート・ニタが、昭和の大横綱大鵬の孫で、元関脇貴闘力の長男である納谷幸男を血祭りにした。

 「ガンバレ☆大仁田大家☆プロレスリング」(通称=ガン仁田プロレス)旗揚げ戦で、大仁田が“法事”のため欠場となり、代わりにニタが出陣。ニタは17年8月27日、東京・新木場1stRINGでの「さよならグレート・ニタ」以来の復活で、大阪ではWJプロレスの03年5月3日、グランキューブ大阪大会での馳浩戦以来、約17年ぶりの降臨となった。

 ニタはガンプロの“カリスマ”大家健、守屋博昭とトリオを結成し、新井健一郎、ガッツ石島、翔太組とスペシャル6人タッグデスマッチで激突。試合前には、大仁田の全日本プロレス時代の大先輩で、急逝したことが明らかになったケンドー・ナガサキさんの追悼セレモニーが行われる厳粛な雰囲気の中、突っかかっていった翔太に、ニタがいきなり緑の毒霧を噴射して開戦となった。

 ニタは翔太に鎖カマ攻撃、DDO、ダブルアームスープレックスを見舞うと、場外に連れ出して大乱闘を繰り広げ、リングに戻ると、翔太に机上パイルドライバー、続けて石島の急所を有刺鉄線バットで殴るなど、狂乱ファイト全開。さらにニタはパートナーの大家、守屋にもカマ、イスでの攻撃を繰り出す奇行もみせた。そんな中、大家がイス攻撃から垂直落下式ブレーンバスターを見舞って翔太から3カウントを奪取(17分5秒、片エビ固め)して、なんとか勝利した。

 波乱が起きたのは試合後だった。ニタはセコンドに付いていた納谷をリングに引きずり上げると、カマで額を切り刻むと、納谷は大流血で完全に虫の息。ほかのセコンド陣の手を借りて、控室に戻った納谷は「ふざけんな。このヤロー、借りは返してやる。覚えとけ!」と言うのが精いっぱい。一方、ニタは代理人を通じ、「ナヤ!デスマッチは甘くない。富山では、こんなものじゃすまない。覚悟して上がれ!」との声明を出した。

 爆破甲子園の第1弾興行となった昨年11月17日の神奈川・青果市場大会では、大仁田の爆破バット攻撃を食って惨敗を喫した納谷は、第2弾興行(3月28日=富山・南砺市福野B&G海洋センター)への出場を志願し、大仁田も受諾。電流爆破で再度対戦することが内定しているが、邪道流の納谷への教育は相当手厳しいものになりそうだ。

 また、大阪大会のセミファイナル終了後には、クリス・ブルックスが大家を呼び出し、富山での電流爆破参戦に名乗りを挙げた。同大会が地元での凱旋興行となる大家は、これを歓迎した。大混乱のエンディングとなるなか、大家は「身をもって教えてくれた。ニタさんが『人生そんなに甘くない』って、オマエ(納谷)に教えてくれたんじゃ。納谷、富山では、簡単に爆破の敷居をまたげると思うな。大事なガンバレ☆大仁田大家☆プロレス旗揚げ戦なのに、大仁田さんは法事で欠場。大仁田さんがいなくても、ガン仁田プロレスは出航してしまった。オレは、このガン仁田プロレスを、大仁田さんが来るまで守り続ける」とマイクアピールしていた。

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