ボクシング3大世界戦・八重樫、王者のリーチ大幅増にビックリ「想定より長かった」
ボクシング3大世界戦(23日、横浜アリーナ)の予備検診が20日、都内で行われ、WBA世界ミドル級タイトルマッチの王者・村田諒太(34)=帝拳=と挑戦者スティーブン・バトラー(24)=カナダ=、IBF世界フライ級タイトルマッチの王者モルティ・ムザラネ(37)=南アフリカ=と挑戦者・八重樫東(36)=大橋=、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチの王者・寺地拳四朗(27)=BMB=と挑戦者ランディ・ペタルコリン(27)=フィリピン=の6選手はすべて異常なしと診断された。
約1年7カ月ぶりの世界王座奪取を目指す元3階級制覇王者の八重樫は「久しぶりの世界タイトルマッチで、不安半分、ワクワク半分のいい緊張感の中で過ごしています。当日は覚悟を決めてリングに上がるので、応援よろしくお願いします」と決意表明。だが、ムザラネのリーチが5月の前戦から7・5センチも伸びて身長159・5センチながら175センチに達したことに驚きを隠せず、「ちょっと…、想定よりも長かった」と苦笑した。
所属ジムの大橋秀行会長も「あんなのいねえよな。初めて見たよ」と驚異的な長さのリーチに驚がく。八重樫は「それがきっとアダになるんじゃないですか」と笑いながら会場を後にした。