高橋ヒロムが530日ぶり復帰! 全開ファイト披露も黒星に無言

 「プロレス・新日本」(19日、後楽園ホール)

 昨年7月の米国大会で首を負傷して欠場を続けていた高橋ヒロムが530日ぶりに復帰。来年1月4日の東京ドーム大会で挑戦するIWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイとの前哨戦で敗れた。

 関係者によると第一頸椎(けいつい)を複数カ所骨折していたというヒロムはBUSHIと組み、オスプレイ、ロビー・イーグルスと対戦。復帰を待ちわびたファンの大声援を受けながら、ゴング直後からオスプレイと負傷の影響を感じさせないスピード感あふれるエンジン全開の戦いを展開する。

 終盤にはコーナーに登った相手2人を同時に雪崩式パワーボムでマットにたたきつける荒技も披露。最後は孤立したイーグルスにフィニッシュ技TIME BOMBでトドメを刺そうとしたが、ジャックナイフ式エビ固めで丸め込まれてしまった。

 試合後のヒロムは復帰戦を白星で飾れなかったショックからか、しばらくリングに座り込んでぼう然。オスプレイが背後からベルトを手に呼びかけても応じることはなく、無言で控室に消えていった。

 一方、締めのマイクを握ったオスプレイは「ヒロム、おかえり。だが、復帰戦で負けるとはな。(11月3日に)大阪で挑戦表明しておいてそのザマか。まあ、残念だったね。もしかしたら、十分な準備ができていないんじゃないか」と挑発のアピール。

 バックステージでも「(鷹木)信悟も(エル・)ファンタズモもそうだけど、オレには勝てていないんだから、もうちょっと覚悟を決めてきてほしかったね。『レッスルキングダム』(来年1月の東京ドーム大会)で、シングルで戦うに値する選手じゃなくなったのかな」と挑発をやめなかった。

 ヒロムからフォールを奪ったイーグルスも「こんなこと想像もしていなかった。ヒロムを倒したぞ。しかも、プロレスの技の中で最初に身につけないといけないような、とてもクリーンなピンフォールで」と大喜びしながら、「もしかしたら、ヒロムはまだ万全じゃないのかな」と指摘した。

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